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シンポジウム「進化するミュージアム2014」
現在ミュージアムでは、さまざまな分野のデジタル技術を背景にして、文化財や現物資料の保存や研究に新しい方法や考え方が活用され、デジタル技術を用いた展示手法の研究開発も進んでいます。
本物とデジタルの融合を図りながらあらたな価値を提供する「進化するミュージアム」実現のために、より精度の高いデジタルデータ取得法やその活用としてのコンテンツ表現や再生技術が必要とされ、様々な試みが行われています。
これらを私たちは、デジタル技術を用いた「資源・財産」ととらえ「デジタル文化財」と呼んでいます。
本シンポジウムでは、文化力向上を掲げる国レベルの動向をはじめ、「本物」と共に歩む「デジタル」の可能性とミュージアムの未来像を、背景にある技術や秘話、実例としてのデジタル展示を交えて体感いただきます。
シンポジウム「進化するミュージアム2014」開催概要
日時: 2014年1月21日(火) 11時から18時まで
場所: JPタワー ホール&カンファレンス
東京都千代田区丸の内2-7-2 JP タワー(KITTE ビル)4階
入場: 無料 ※事前の予約や登録は必要ありません
主催: 一般財団法人デジタル文化財創出機構
後援: 文化庁東京国立博物館京都国立博物館九州国立博物館一般財団法人デジタルコンテンツ協会公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)
協力: 朝日新聞社凸版印刷株式会社
お問い合わせ:一般財団法人デジタル文化財創出機構
〒112-0005 東京都文京区水道1-3-3 query@digital-heritage.or.jp
「進化するミュージアム2014」のチラシをダウンロードできます。このチラシをプリントアウトしてご持参いただきますと、第2部を開場時刻30分前の11時30分より優先入場できます。
ダウンロードはこちら→
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シンポジウム「進化するミュージアム2014」プログラム
第1部(11:00-18:00) 最新デジタル文化財を体験しよう!
[展示作品(予定)]
唐招提寺『鑑真和上お身代わり造立』、武蔵野美術大学『MAU M&L 博物図譜』、九州国立博物館『デジタル計測彩色古墳』、平等院『デジタル復元調査』、東大寺『法華堂復元映像』、首都大学東京『東日本大震災アーカイブ』、京都国立博物館『青銅鏡VR』、体験型学習コンテンツ『V×R ダイナソー』、絵画の空間体験鑑賞システム『ViewPaint Vol.1 フェルメール《牛乳を注ぐ女》』など
第2部(12:30-17:00)デジタル文化財最新事例セッション
12:30 - 12:50 開会挨拶 本田牧雄(一般財団法人デジタル文化財創出機構 代表理事)
来賓挨拶 小坂憲次(自民党参議院議員、デジタル文化資産推進議員連盟会長)
※登壇者調整中でしたが1/17(金)確定しました。
来賓挨拶 青柳正規(文化庁長官)
12:50 - 13:20 基調講演
「国立デジタル文化情報保存センター構想と保存技術日本版スタンダード」
長尾真(一般財団法人デジタル文化財創出機構業務執行理事、前国立国会図書館長)
× 小林敏夫(神奈川大学)
13:20 - 13:50 セッション1
「式年遷宮における神宝の調整」
采野武朗(神宮式年造営庁神宝装束課長)

※登壇者調整中でしたが12/26(木)確定しました。
13:50 - 14:20 セッション2
「唐招提寺『鑑真和上坐像』を引き継ぐ…お身代わり造立」
木下成通(公益財団法人美術院国宝修理所部長)× 樋澤明(凸版印刷株式会社)
14:20 - 14:35 休憩(15 分)
14:35 - 15:15 特別講演
「膨大な博物誌とそのデジタルアーカイブの実際」
荒俣宏(博物学者)× 寺山祐策(武蔵野美術大学)
15:15 - 15:45 セッション3
「平等院復元の科学的アプローチ」
神居文彰(平等院住職)
15:45 - 16:15 セッション4
「九州彩色古墳の研究と公開」
池内克史(東京大学大学院)× 朽津信明(東京文化財研究所)
× 河野一隆(九州国立博物館)
16:15 - 16:45 セッション5
「人の記憶と記録を可視化する手法:東日本大震災アーカイブ」
渡邉英徳(首都大学東京システムデザイン学部)
16:45 - 17:00 閉会挨拶
「進化するミュージアム?ミュージアムの未来像」
島谷弘幸(東京国立博物館副館長)
※閉会後、18:00 まで「第1 部デジタル文化財展示」コーナーをご覧いただけます。

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