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活動報告
「デジタル文化資産推進議員連盟」総会
「国立デジタル文化資産振興センター(仮称)」
設立構想提言について報告
2014年5月23日

一昨年2012年6月に発足した、超党派国会議員による議員連盟「デジタル文化資産推進議員連盟」(以下、議連)の今年度最初の総会が、2014年5月23日(金)衆議院第一議員会館にて開催されました。

今総会では、2014年2月から3月末にかけて委員会方式により有識者の皆様で議論整理を行い検討を重ねてきた、国によるデジタル文化情報保存・活用の中核基盤「国立デジタル文化資産振興センター(仮称)」設立構想について、当機構の業務執行理事であり検討委員会の委員長を務めていただいた前国会図書館長の長尾真様にも同席いただき、当機構から議員の皆様に説明・報告しました。

本構想に至った背景と経緯、ビジョン、そして国として戦略的に推進することの重要性を説明、センターの主管組織やデジタルデータの恒久保存基盤整備、デジタル文化資産の活用、そして法制化等の継続検討課題について説明しました。続いて長尾真委員長から今後の進め方として、必要となる条件整備措置を前提に国立国会図書館が恒久保存基盤の環境整備を進めること、全国レベルでの実態調査や概況分析を各省庁へ働きかけること、より詳細な検討を進めるため法制化等に関する勉強会を議連が開催することを議員の皆様に要請しました。本構想を各党内にも浸透させ推進体制を整えた上でさらなる検討を進めるとの運びとなりました。

今後当機構は、センター設立構想の具体化に向け、国立国会図書館や文化庁をはじめ、この分野の専門家・有識者を交え、議員の皆様と有識者の皆様が一体となる勉強会等の具体的な活動を支援してまいります。

【開催概要】
名称:「デジタル文化資産推進議員連盟」総会
日時:2014年5月23日(金)8:00~9:00
場所:衆議院第一議員会館
【議連役員議員】(敬称略)
会長: 小坂憲次(参議院・自民党)
顧問: 保岡興治(衆議院・自民党)
会長代行: 高木義明(衆議院・民主党)
幹事長: 馳浩(衆議院・自民党)
幹事: 佐藤茂樹(衆議院・公明党)
西村康稔(衆議院・自民党)
事務局長: 笠浩史(衆議院・民主党)
総会写真01

総会写真02

総会写真03

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