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活動報告
「デジタル文化資産推進議員連盟」総会
「国立デジタル文化情報保存センター(仮称)」
設立構想提言について報告
2013年11月12日

昨年2012年6月に発足した、超党派国会議員による議員連盟「デジタル文化資産推進議員連盟」(以下、議連)の今年度第二回目の総会が、2013年11月12日(火)衆議院第一議員会館にて開催されました。

今総会では、戦略研究や技術基盤等をテーマとした当機構主催研究会によるこれまでの議論や、100人委員会をはじめとした専門家・有識者の皆様のご意見を踏まえ検討を重ねてきた、国によるデジタル文化情報保存・活用の中核基盤「国立デジタル文化情報保存センター(仮称)」設立構想提言について、今年7月に文化庁長官に就任された当機構初代業務執行理事の青柳正規様の後任として、9月よりあらたに当財団業務執行理事としてご尽力いただいている前国会図書館長の長尾真様にも同席いただき、当機構から設立構想案骨子を議員の皆様に説明・報告しました。

設立構想に至った背景と経緯をはじめ、国立国会図書館と文化庁を主管とする組織体制、デジタルデータの恒久保存環境整備や日本版スタンダードの開発、人材育成、権利管理など、必要となる機能や、東京を中心として西日本(京都)と東日本(仙台)に拠点を設置するオールジャパンでの推進体制案などを説明、国立国会図書館の大滝則忠館長や文化庁の所轄部門からはデジタル化への取り組み状況等が報告され、センター構想の重要性について問題意識の共有がはかられました。その結果、議連として「国立国会図書館と文化庁」をセンター主管組織と位置づける本構想の実現に向け、課題設定と施策化を目指し具体的な議論を進めるとの運びとなりました。

今後当機構は、センター設立構想の具体化に向け、国立国会図書館、文化庁をはじめ、この分野の専門家・有識者を交えた各課題テーマに関する議論や勉強会など、具体的な活動を支援してまいります。

【開催概要】
名称:「デジタル文化資産推進議員連盟」総会
日時:2013年11月12日(火)15:00~16:00
場所:衆議院第一議員会館
出席者:
  ・議員12名(代理出席含む)
  ・国立国会図書館
  ・文化庁
【議連役員議員】(敬称略)
会長: 小坂憲次(参議院・自民党)
会長代行: 高木義明(衆議院・民主党)
副会長: 鈴木寛(参議院・民主党)
幹事長: 馳浩(衆議院・自民党)
幹事: 佐藤茂樹(衆議院・公明党)
西村康稔(衆議院・自民党)
事務局長: 笠浩史(衆議院・民主党)
総会写真01

総会写真02

総会写真03

総会写真04

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